善通寺の王墓山古墳、佐伯氏

August 2017 編集されました カテゴリ: 古代氏族

コメント

  • 王墓山古墳は王家の谷・有岡古墳群のほぼ中央に位置する全長46mの前方後円墳である。

    この有岡古墳群を含む善通寺から北東部に広がる“弥生末期讃岐国の中心集落・旧練兵場遺跡”は45万㎡以上に達し、佐賀県の吉野ケ里遺跡にも匹敵する規模であることが分かっている。
  • 6世紀中頃に築造された横穴式石室内に石屋形を設置する特異な埋葬方式をとっている

    羨道と玄室
    狭い羨道と奥に石屋形を有する玄室が見える
    この古墳の被葬者であるが、副葬品のなかに朝鮮半島製の金銅製冠帽や装身具、鉄地金銅張りの馬具がたくさん見られたこと、また、鉄製品や須恵器類など桁違いの数を誇ることなどから、この地で巨大な権力を振るい、瀬戸内海を通じ朝鮮半島や九州など他の先進地域とも活発に交流をはかる大きな文化圏の中心に坐っていた人物であったことが十分に想像される。

    (石屋形を有する横穴式石室は、6世紀前期頃から肥後地方の菊池川流域と白川流域に集中して設けられ両地域内に40例以上が分布している)
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