googleの売上高、業績を考える:広告API アドセンス(adsense)など

Googleは不思議な会社です。このサイトにもGoogle adsenseの広告を載せるようにしたところ、送金してきた。広告収入の一部を還元してくれたお陰である。
 自宅サーバーのプロバイダーのソネットやauctionサービスを受けているyahooは、楽しませていただいており、相応の対価を支払っているが、企業からの入金には驚いた。
Google Adsenseは、この記事の最後尾のボタンをクリックすれば、どのようなものか判ります。ホームページをお持ちの方は、簡単に開始できます。
感謝しながら、googleの業績を調べてみた
Googleの2005年度の第4四半期(10-12月期)の決算によれば、売上高が19億1,900万ドルと過去最高。
・売上の内訳は、Googleのサイトからの売上高が全体の57%(前期比24%増)。
・Googleネットワークと呼ばれるAdSenseプログラムを介したパートナーサイトからの売上高は全体の42%(同18%増)
との報告だった。
・パートナーサイトからの売上高7億9,900万ドル(広告プログラムの窓口となるパートナーサイトに支払う費用TAC(Traffic Acquisition Cost)は6億2,900万ドル
このサイトは広告を載せているので、パートナーサイトに該当するのでしょうね。このようなサイトからの収入が月に2.7億ドルもあり、大半をサイト提供者に還元しているようだ。
広告スペースを増やし、広告主を増やす作戦らしい。それにしてもAdsenseの収入がネットワークからの収入の殆どを占めており、それ以外の検索サービス、GoogleAPIたちのサービスは無料だから、googleサイトとネット上のサイトの広告収入で成り立っているようだ。
 巨大なグローバル広告代理店みたいですね。それもメモリーとスクリプトを使った、自動化広告業のようだ。
 世界の個別サイトが、広告販売の出先とすれば、このサイトもパートナーとなる。新しいビジネスモデルでしょう。
 

  売上高  前年同期比   
2005年通期売上高  61億3,900万ドル  92.5%増   
内 Googleサイト  33億7,700万ドル  112.5%増   
内 Googleネットワーク  26億8,800万ドル  同72.9%増   

2006年第2四半期(4月~6月)の決算では、売上高は24億6,000万ドル(前年同期比77%増、前期比9%増)。GAAP(一般会計原則)ベースの営業利益は8億1,500万ドル(前期比10%増)、純利益は7億2,100万ドル(前期比22%増)。
売上の増加が続いている。