浦安の釣り:ギマという珍魚が浦安の三番瀬の先で釣れていた

浦安のおじさんが、この魚なんだろうとおっしゃった。近くのルアーマンに尋ねてみると、「アー、それはギマです。最近になって釣れだしています。食べられるそうです」とおっしゃった。
 一見すれば、頭はカワハギ、胴体・尾っぽはアジにそっくりです。
地元のおじさんも見たことなくて、気持ちが悪いので、釣れたものの逃がそうかと思うような魚でした。
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WEBで調べてみると、東海大学海洋博物館の飼育生物解説のページに、
「熱帯域にすみ、やや深い砂泥底でみられる。体形はひし形に近く銀色で、背びれと腹びれに大きくて硬いトゲをもっている。静岡県の浜名湖や愛知県の三河湾では食用としている。30cmとなる。おいしい魚である。 (1981年生まれの個体が繁殖賞を受賞) 」
と書いてあった。
 相模湾以南で取れ、網に大量に入ることから群れてすごしているらしい。また、フグ目ギマ科に属するとあるので、毒が心配になったが、名古屋では好まれ煮たり、フライ、カラアゲ、焼き魚、肝あえにして食べるらしい。癖の無い白身魚で肝 も美味しく食べることができるとのこと。まさにカワハギそっくりで、ザラザラした皮なので、擬麻(ギマ)と充てるらしい。
 尾鷲ではハリハゲ、高知では「つのはぎ」とよぶらしい。
 暖かい海域の魚が東京湾でつれるようになったのも、温暖化の影響かもしれない。
 梅雨から夏にかけて、キスやハゼ、小型カレイなどが釣れた浦安にも、新しい魚が釣れるようになった。一方、昔からのキス、ハゼ、カレイがめっきり減少した今日この頃のようだ。
塩浜沖では、アナゴも釣れたが、最近は少なくなった。
塩浜から三番瀬に至る4kmほどの干潟は、バブルの頃には、カモメも飛び、6月には海藻が増えて、藻エビもたくさん取れた。その後、下水の廃水処理が進み、塩浜側に排水が流れなくなってからは、藻もカモメも見かけなくなった。
10数年前は、塩浜近くで、秋にスズキが背アライしていたし、渡り鳥も入船のすぐ前で見かけた。
 しばらくの間に、変わってしまった。
最近の釣り:6月末
 キスがたまに釣れるぐらいで、あまり釣りものが見当たらない。堤防の場所で、おおきく違うのが、アイナメ、メバル、クロダイのようだ。
アイナメはテトラ周りでどこにもいる。ごく稀にビール瓶ほどの大物が釣れるらしい。
メバルは河口の深みで石の多いところ、これも大きいものもいるらしい。ルアー竿でワームを投げてスポーツフィッシングを楽しむ人もいるが、良く釣れるのは、生きエビで泳がせて釣る、ウキ釣りのようだ。
クロダイは、カラス貝など餌のあるテトラ周り。大きいクロダイは、船道などの深みで年中いるようだが、ほとんど釣れない。前うちで粘って釣るひとがいらしゃる。
 ルアーでは、スズキが釣れるらしいが釣ったのを見ることは稀です。電気ウキで真夜中に流し釣りをするひとは成績が良いらしい。
 暑くなってくれば、ハゼやカレイに期待が集まるが、これも毎年のように、時期が変化する。
 アナゴはたまに釣れるようだ。驚いたことに、東京湾のオオアナゴ(巨大!)が、岸壁から一度つれたとのこと。
 40cm級のイシガレイが、季節によって釣れるが、秋から冬にかけてがシーズンと思っていたら、春や真冬にもギャング竿に掛かることがあるらしい。
 9月から10月にはサヨリ釣りがはじまる。そして年末まで釣れることもあるらしい。房総のサヨリは冬の釣りなのに、湾央部は常識が通用しません。
 以上、地元の釣り師のお話でした。
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