好物 黒豆、栗きんとん、昆布巻の話:アントシアニン、イソフラボン:イシイ の 通販

正月のおせち料理の3点セットのタイトルですが、健康食品らしい。
ニューヨークやロスでヴィーガンに、黒豆やダイズが流行っているらしい。ヴィーガンとは、vegetarian を縮めて、vegan だそうな。
日本では、豆乳のクッキーなんかもあるらしい。
そういえば、日本のコンビニでも、石井食品などの黒豆、煮汁が流行っている。また我が家でも牛乳の代わりに豆乳を毎朝のまされるようになり、豆乳でシャブシャブや野菜鍋を食するようになった。
ナンデ? と 注意していたらどうも、TVで、黒豆の煮汁などの成分が健康に良いと報道されたらしい。
<成分と効用>
黒豆煮汁・・・アントシアニン
最近話題のポリフェノールの一種で、植物が光合成する際に作り出す色素や苦味の成分ですアントシアニンがエネルギー代謝のバランスを整えてくれます。その結果、体脂肪率が下がり、ダイエットが期待できるそうな?血液サラサラ効果もありとか?
ポリフェノールは
体の健康が気になる方やシミやソバカス、老化などが気になる人におすすめとのこと。なんだ、高齢者向け?
胚芽・・・イソフラボン
黒大豆の胚芽部分に多く含まれている成分で、健康と美容を求める方に人気。
ブームになっている豆乳ですが、注目すべきは大豆イソフラボンの肌あれ、ホルモンバランス効果と大豆ペプチドによる豆乳ダイエットですね。肥満に効くのか?
1997年に世界ガン研究基金が「ガンを予防するためには、黒大豆や小豆、大豆などの豆類を毎日欠かさず食べること」と報告したとか??? 世界ガン研究基金って何?
わからない事が、多いけれど、昔からわが国でも、お隣の中国でも、健康なことをマメですねと言うし、豆や栗は、体に良いと信じる事にした。漢方でも有名、上海のお寺の精進料理のフルコースは豪勢で、すべて大豆で作っていたから、歴史的料理ですね。ちなみに、讃岐うどんと醤油豆の組み合わせもレトロで良い。
そういえば、イシイ 食品も、ハンバーグやミートボールで有名ですが、自然食重視と無添加を徹底しているらしく、健康づくりに、黒豆、昆布巻き、栗きんとんがスーパーなどの売れすじ食品となっている今日この頃らしい。
参考サイト:http://blog.drecom.jp/e-uru/archive/108
通販サイト:http://www.ishiifood.co.jp/e-shoppy/www/shop/ishii/index.html
森の物語 :http://www.ishiifood.co.jp/contents.shtml
豆腐は唐符
中国がルーツで、日本に伝来したのは奈良時代に遣唐使の僧侶により伝えられたとされている。豆腐が文献に初めて登場するのは寿永2年(1183年)のことで、春日大社の神主の日記に『春近唐符一種』という記述があり、このお供え物の『唐符』が豆腐である。当初は僧侶の精進料理だったのが、室町時代になって全国的に浸透したようだ。
昆布の薀蓄
昆布に関して日本で一番古い記録は767(延暦16)年につくられた「続日本記」。この本に715(霊亀元)年に、蝦夷(現在の東北地方)の須賀君古麻留比から朝廷に献上された、と書かれています。延長8年(930)源順が編纂した『倭名類聚抄』に紹介された海藻は19種で、漢名と和名をあわせて記していますが、その中で昆布は「比 呂米、衣比寿女」の万葉仮名をあてられています
今から2000年前、秦の始皇帝が徐福に命じ東海の蓬莱島へ求めたという不老長寿の薬 は、実は昆布だったという説もある。唐書『渤海伝』に、「俗ニ貴ブ所ハ南海ノ昆布」とあり、この 「渤海」とは日本海の北の彼方、中国東北地方にあった国で、日本とは、奈良時代初期より二百余年、交易を続けてきたといわれているところから、アイヌ 語の「コンプ」が渤海に渡り昆布の字を得た後、時の留学生たちによって逆輸入されたのかもしれません。
 ちなみに、「コンブ(konbu)」の漢字は、日本では「昆布」と書きますが、漢字の本家、中国では「昆布」というのはワカメのことをいい、昆布のことは 「海帯」といっていたことが『本草綱目』という昔の書物に出ています。
倭人と昆布?:世田谷区 十川昌久さんの説明
http://members.jcom.home.ne.jp/4313532601/page006.html
中公文庫『日本の古代1・倭人の登場』によると、中国の文献『論衡』による、次の文章を紹介している。「①周の時、天下太平にして、倭人来たりて暢草(ちょうそう)を献ず (異虚篇第18) 。②成王の時、越常雉を献じ、倭人暢を貢ず (恢国篇第58) 。③周の時は天下太平、越裳は白雉を献じ、倭人は鬯草(ちょうそう)を貢ず (儒増篇第26) 。」続いて、「成王の時とはBC1020年頃であるから、日本列島は縄文時代に相当する。」さらに、「鬯草というのは異虚篇の先の文章につづいて〝熾醸し、芬香暢達す可き者、将に祭らんとして、灌暢して神を降す〟役割を果たすもので、山田勝美氏はその部分を、〝鬱鬯酒をかもし、よい香りをぷんぷん遠くまでにおわせるもので、お祭りのときに注いで神降ろしをするものである〟と通釈している。」と
引用・説明している。そして鬯草については、「要するに酒に関した、それも宮廷での必需の品であった点にかわりない。」と結論づけている。
 それは「鬯」の字の方を重視し、「暢」は同音字としてのみ理解して来たからではなかろうか。
講談社『日本語大辞典』で「鬯」を引くと、①においざけ。黒キビとサフランでつくった酒。②のびる。のびのびする。③部首の一つ。においざけ。とある。また「暢」は、①のびる。のびのびする。「暢達」②すらすらゆく。とおる。「流暢」とある。このように「鬯」にも「暢」にも「のびる、のびのびする」の意味があるのである。要するに「暢草」とは「長い草、伸びた草」と解釈され、こうした草を探すとなると、昆布の形状こそ、ピッタリとするのである。
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