iPhone が日本で発売(2008.7)されて、8年が過ぎた。iPadは2010年4月なので、来年で7年になる。
iPhone、iPadは、革新的であった。
1.一瞬で、写真とWEBなどのスクリーンショットが撮れる。コンテンツ情報の入手が早く、使い回せる。
2.表示の拡大が自在。眼に優しい。プレゼンにも好都合。
3.HDMIで、TVやプロジェクターに接続し発表や閲覧に使える。
そこで、初代から買って、愛用してきた。
ミニマムの情報環境は、スマホ+パッド+自宅HDD(クラウド)で十分でしょう。
自分のコンテンツをWEB上のblog、Facebookや商用クラウドに置いてあると、ダウンロードサービスがなければ、長年保管管理できない。突然、有料化やサービス停止もある。
これまで、いろいろの予想外の出来事が、文書や画像のコンテンツ管理で起こった。
・ 文章は、書いた時点で保存され、そのまま長期保管し見れるのがよい。
・ 公開する文章は公開サーバー上に、簡易にアップロードされるのが良い。
・ wikiのように書けば公開・保持してくれるのは良いが、問題はオフラインで作業できず見れないことである。
・ 携帯やパッド側で作成して、それを保持したり、公開する方が良い。
20年ほど経過して、インターネットと生活・ビジネスが変わった。
生活の変化
1_新聞は見出し見て、あとはウェブサイトで見る。
2_本は買わず、ウェブで見る。
3_カメラはあるが、スマホ写真がほとんど
4_音楽もサイトからダウンロード、スマホで
5_買い物も出歩かずアマゾンなど通販サイト通販サイトで
6_自分で書いた文章は全て、パッド(ipad)とicloudで
7_講義やプレゼンもHDMI端子を使ってスマホかパッドでできる
結局、新聞も本もカメラも使わなくなって、買い物などもスマホで注文するようになった。旧来のパソコンは、無用の長物になってきた。
ここ、数年はスマホ+クラウドのサービスが進展中であり、ネット上のメモリを使うようになった。7年前にiPhoneにしてから、MACを買った経緯あり。
PCが無用の長物
私の場合、家にはwindows OS のPCが3台以上、MAC OS のPCも3台(一台はサーバー用)である。
おかげで、非道いことになった。Windows 10 にアップグレード、毎週のようなアップデートで、自動化しても手間のかかること!!!。7年前に、買った30万円のPCも、ドライバーあてるなど苦労してwin10の最新版である。
しかし、最近は、全てのPCが、放置状況である。電源を入れるとあれこれ通知があって厄介なことである。
各種クラウドサービスは厄介
クラウドコンピューティングのサービスに、GoogleのドロップボックスやGoogle+ 、マイクロソフトのoneDrive,マックのiCloud など枚挙できる。これらが、携帯と連携してモバイル対応の各種アプリが多数販売されている。
これらも、セールス熱心で、メールの通知を解除するなど余計な手間がある。放置すると、迷惑なメールが多くなる。新規サービスなので喜んで使ってみたが、本質的な技術革新が見当たらずお騒がせサービスが多い。これも、厄介なことである。
スマホ+商用クラウドはミニマムで良い
多くの人が、画像や音楽などの蓄積データが増えて、www上のメモリーを追加購入するようになった。これを見て、個人情報の管理や情報の保管や同期のサービスが増えて、通信量も急増し、通信回線やアプリのビジネスも隆盛している。
しかし、写真や音楽そして、機器のバックアップなどをわざわざ遠くのメモリー上に置くいて、多額のコストをかけることに意味があるのでしょうか。試しに、一つのメアドのパスワードを変更したら、全ての機器(携帯、パッド、PC )のメール設定の変更だけでなく、これを受信用や通知使っている多数のアプリ(Evernote など)や登録サイトから、通知がとどかないとの確認や再入力の通知などが発生する。
そこで又々、キーチェーン、oneメールやoneクラウドの新サービスが、登場し勧誘合戦をしている。ユーザー無視の喧騒にも見えてくる。
そして、安定的に5年以上使えるWEB上のサービスは少なくなってきた。各社が新しいサービス、アプリ、ファイル形式を次々と生む。競争だから、共通にはつかえなかったりする。「いつでもどこでもどのOS、機器でも使える」が基本なのに。そのようなファイル形式などは意外と少ない。いtづまでも変わらず、一番楽なのは、プレーンなテキスト。
喧騒から逃れて、長年(10年以上)使える機器とファイルの保管の方法を考えてみましょう。
これは、サーバー間のコンテンツの移行をして解ったのです。
ミニマリストのコンテンツ管理方法:
1_ 文章は、平易なテキスト(.txt)、写真や画像は、jpgかpngで保管。
2_ WEBアプリ、例えばBlogやCMSは、これらに近いmarkdown ファイル(.md)にしておく。WEBに公開は、送り込みHTMLなどへは変換して表示すれば良い。
3_ スマホやパッドで長年保管するのが良いので、pdf形式もあるが、、、。mdからpdfに変換して保存できるが、2種類あるとメモリーを食う。やはり移行と保管からは、txtかmd形式でスマホなどの保管しておく。(Evernote、pages、word、Windows note などは使わない)。
4 _幸い、最近はmarkdown が注目され、スマホ用のエディタ兼保管アプリが、多数あるので、これを使って、txtかmd形式でファイルを保管して置けば良い。
5_写真画像などは、まとめてjpgやpngなどでNASのホルダーに貯めて置けば良い。
6_保管メモリーは、LAN内のファイルサーバーに置く。私の場合、携帯のバックアップ、写真、動画、pdfなど なんでも同期したり移送できるsynologyのNAS(3TB)、3万円程度を使っている。これで、商用のcloudサービスを使う必要がなくなる。さらに、PCもそのアプリを買うこと不要になる。
7_無くても良いが、公開用のサーバーは、synologyのNASを使っても良い。現状は安全を考えて、毎月500円のレンタルサーバーを使っている。この http://tokyo.matrix.jp に移行させた。公開サーバーのコンテンツのバックアップは、USBメモリーでよい。
また、古いPCは、So-netとつないで、自宅サーバーにしてきたが、いづれ固定電話共々、あまり使わなくなると思う。
これで、当初3万円 + 500円/月 でネット環境が使える。
あと、馬鹿にならないコストが通信代である。スマホとパッドの通信には、WiMAX (ポケットwifi)を毎月3000円弱で使っている。あと、家庭内LANと固定電話は、今まで通りである。
WEBの開発環境としては、So-net用PCとsynologyのNASの二つあるが、遠隔操作、スマホとの連携のしやすさも考えるとsynologyのNASの方が優れている。
これから、活躍してくれるアプリは次のようなものであろう。
1_NASとコンテンツの開発環境
iPhone とiPad用の、無料アプリ。例えば、JWのようなtxt、mdファイル用のエディタ。iPhone用のwordpressアプリ(pressSyncとwordpressアプリ)。synology NAS用のアプリ(photo station、ファイルstation、cloud station など)
2_動画や写真、音楽
iPhone を使えばいい。しかし、アウトドアでは、アクションカメラ2万円、小型デジカメなど必要に応じて持っていく。
これで、PC無し、スマホとパッドだけ小さなバッグに入れて持ち運べば良くなった。
また、写真やテキストも安心して、長年保管できるでしょう 。
markdown は、wordpressなどのcmsやvanilla forum nなどでも使えるので、スマホでWEBのコンテンツ作成、投稿、管理ができるので、PC離れが加速しそうです。
ミニマリストの情報共有。
1.携帯するスマホだけで十分
2.撮った写真は、サーバー上に蓄積し、ミニマムのWEBアプリで公開できる。
3.テキスト形式で携帯上に何十年も置いて使える。
2016年12月13日 吉日
(wordpressに投稿。iPad mini with PressSync より)
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